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財政運営のしくみ

積立方式を原則とし、将来の年金給付に備えられます

●厚生年金基金の財政運営は、「事前積立方式」を原則としています。このため、将来にわたって年金給付を行っていくためには、どのくらいの資産を確保しておけばいいのかをあらかじめ予測し、それに基づいて資産の積立計画を立てています。

●年金給付に必要な財源は、加入員と事業主から納められた掛金と積立金の長期運用による収益で賄われます。

安定的な財政運営を図るために、厳しく財政をチェック

●厚生年金基金では、受給権保護の観点から、厳しい財政チェックが義務づけられています。

●5年ごとの財政再計算
財政再計算とは、基金の運営計画と実際の環境にズレが生じていないか、5年に一度再計算を行うものです。
財政運営のための基礎率(加入員の年齢構成、脱退率、新規加入員数の見込みや死亡率など)を直近のデータに洗い替えてチェックし、問題があるときは積立計画を見直します。

●積立水準の財政検証
次期財政再計算までのあいだも、資産と負債(給付債務)のバランスが健全に保たれているか、毎年検証を行っています。